音楽をちょっと良い音質で for macOS
Mac用イコライザ「eqMac」で遊んでみる記事です。
まず、この記事は「プリンに醤油をかけたら『うに』っぽい」とか、そういうレベルの記事です。
ただし、5,000円以下のイヤホンでは効果を実感したので、MacBookで軽く音楽を聞くときには役立つのではないかというモチベーションです。
「eqMac」と呼ばれるMac用のイコライザがあります。
こちらをダウンロードしてインストールします。
筆者はRP-HJE150を野外や出先用に、
MDR-XB55を室内用として使っています。
インストール後に起動すると、上部メニューバーにアイコンが表示され、クリックすると次の
ような画面が出現します。
(この画面はeqMacのもので現行版のeqMac2ではありませんが、注目していただきたいのはHzとdBなので、以下そこに着目してご覧ください。)
後は、音楽を聞きながら、各Hz数のdBを調節するだけです。
しかし「何Hzを何dBにすればいいのか分からない!」となりそうです。
これは曲とイヤホンの組合せによって異なるのが現実です。
試しに、THE ALFEEの「G.S. I Love You -あの日の君へ-」を課題曲としてプリセットを作ってみます。
調節方法はいたってシンプルかつアナログ。
「各Hzにおいて違和感がないdbにする」だけです。
32はほとんどのイヤホンで聞こえず、64〜125でベースやバスドラムの音、250〜1Kでギターやピアノあるいはトランペットや弦楽器の音、2K〜8Kでボーカルの音、16Kでハイハットやシンバルの音が調節できると思います。
なので、各楽器の音に注目しながら、スライダーを大きくずらすと、どんな風に音が変わるのかを感じて調節していきます。
最初は、全体的に音が散らかっていていると思いますが、個別の調節をしているうちに、整頓されていくと思います。
この曲自体をチューニングするとするならば、
こんなプリセットはいかがでしょうか。
(プリセットを作ったら、右上のフロッピーディスクのボタンを押して名前を付けて保存するだけです。)
これを曲とイヤホンのバランス関係で作っていきます。
例えば、この曲をRP-HJE150基準で調整するなら、
このようなプリセットはいかがでしょうか。
さらに、この曲をMDR-XB55基準で調整するなら、
このようなプリセットはいかがでしょうか。
これが曲(やイヤホン)ごとに変わってしまうのも面白いところです。
後は何度も何度も繰り返し曲を聞いて、根気強く調節するだけです。
(筆者は素人なので1曲15〜30分くらいかかります。)
「そんなん言うても面倒くさい。万能なプリセットはないの?」
分かっております。もちろんご用意しております。
それがこちら「筆者の考える最強プリセット」です。
これにしておけば、ちょっと良い感じで音楽が聞けるはずです。
これらプリセットで音楽を聞いているうちは、そんなに効果を実感しないと思いますが、全部±0の「Flat」に戻すと効果を実感できるはずです。
そう信じています。