徹夜のコツ
どうしても徹夜しなければならない瞬間があります。
そういったときの個人的な対策についてまとめます。
はじめに
先日「寝てないのにどうしてそんなにひょうひょうとしていられるのだ」と言われました。
あまり良くないことですが、大学に入ってから徹夜をしなければならない機会が増え、何度も試行を重ねるうちに工夫を見出したからです。
あくまで経験則なので医学的根拠やソースはありません。
徹夜の敵
徹夜の敵は主に
- 空腹
- 冷え
- 朝日
の3つです。
これをうまく避けることが一晩を乗り切るテクニックになります。
空腹
人間は寝ることによって2つの活動を行っています。
記憶の整理と定着と内臓の休息です。
徹夜は寝ないので、内臓が休まりません。
ただでさえオーバーワーク状態の内臓に負荷をかけるわけにはいきません。
なので、徹夜中の夜食と次の日の朝食と昼食はウィダーinゼリーにしましょう。
お菓子や他の夜食を食べてしまうより、はるかに負担が軽減される実感があります。
加えて、エナジードリンクはおすすめできません。
カフェイン等は個人差はあるものの目を覚ますにはかなり効果があります。
しかし、エナジードリンクの欠点は過剰な糖分。これが良くない。
多量の糖分はからだに蓄えられているエネルギーを一気に燃やし、一時的なブーストはかかりますが、エネルギーを燃やしきった後に過度な倦怠感や脱力感が訪れます。
カフェインが欲しい人は他のものでの代用をおすすめします。
冷え
徹夜をしていると熱が手足から逃げていきます。
人間は寝ている時、内臓の温度を少し低くし活動を弱め、手足の温度を上げることで内蔵を休ませています。
眠くなるとどうしてもこのモードに曖昧に移行しようとします。
手足から体温が奪われ、体温が下がることで稼働率が低下します。
また体温を保てなくなることで風邪にかかりやすくなるなどします。
ただでさえ効率が悪いところに追い打ちをかけますから、手を打たなければなりません。
夏の冷房下と冬の暖房下のどちらであっても衣服はできるだけ長袖長ズボンで靴下は欠かせません。
こたつは体表面が温かいだけで、直腸温がどんどん下がっていくものですから避けましょう。
特に太陽が昇る直前にかけて一気に体温が落ちるので注意しましょう。
ちょうど注意力も散漫になっている頃なので不注意になりがちです。
朝日
朝日を浴びれば浴びる分、眠くなります。
特に目に太陽光が入れば入る分強い眠気を感じるようになります。
かといって目を閉じると寝てしまいそうになるので、徹夜後の活動は室内にとどめたいところです。
日が昇ってからの外の移動は最小限にしましょう。
朝日は前2つと違ってどうしても避けようがない部分があります。
その他
「仮眠ってどうなの」
したほうがいいです。10分でも15分でも寝ると寝ない場合に比べ、圧倒的な効率アップにつながります。
あくまで寝ていない場合に比べてなので、効率がとても高いというわけではありませんが、全く違います。
しかし、寝たら朝というタイプの人も少なくありません。
徹夜中に実験をし10分の仮眠に成功したこともありますが、基本的に寝たら朝のタイプです。
それが怖くて寝ませんが、仮眠がとれるタイプの人はかなり有効な手段です。
まとめ
個人差はあるかと思いますが、筆者はこれら3つを極力避けるという工夫だけで幾度となく徹夜を乗り切り、からだに負担をかける対価と引き換えに、その分と同等あるいは少し少ないくらいの成果を得ているように感じます。
同じように徹夜をした人よりも密度の高い徹夜、高い作業効率、次の日朝からの高い稼働率を誇ることができました。
徹夜の小テクが役立つこともあるんだなと感じました。