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ねいぴあの世迷い言

つれづれなるまゝに、をりをり、ぱそこんにむかひて、心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

2016年5月1日(日)第153回天皇賞(春)

“荒れるGⅠ”「春天」。

予想が非常に難しいですが、つらつら書きましょう。

目次

はじめに

天皇賞(春)はGⅠレースで最も長い距離3,200mを走る京都競馬場で行われるレースです。

ここ10年は1番人気がなかなか勝てなかったり、穴が馬券に絡んだりと、荒れるレースとなっています。

長距離レースというのは試行回数が少ないので、天皇賞(春)の過去レースだけでなく、他の長距離レースから傾向を探ることにしましょう。

斤量は定量58kgなのでハンデ戦のように馬による差はありません。

なので、58kgを体験してるかどうかが重要かなと。

コース分析

京都芝3,200m傾向。

天皇賞(春)のためだけに使用されるコースで、はっきりとした逃げ馬は勝ちづらい傾向にあります。

ペースは逃げ馬によって変動します。

4角を回ってからがほぼ直線なので追い込みだけでも勝ちづらいです。

ゆえに2週目3角からまくっていける動けるタイプに注目したいところで、騎手の指示にしっかり反応してくれる乗りやすい馬が適しているのではないかと思います。。

菊花賞万葉Sよりは最初のコーナーまで距離があるので、先頭争いはそこまで激しくなりません。

他の長距離レース傾向

阪神大賞典(阪神芝3,000m)の傾向

阪神芝3,000mは阪神大賞典だけです。

先行争いが厳しくなることもありますが、あとはスローペースで淡々とレースが展開します。

先行押し切りかつ上がり勝負になりやすいです。

馬体重は440kg~500kgまで幅広く、その他は消しでいいかなと思われます。

480>500>460=440kg。

複勝率1番人気30%、2~5番人気45%、6~9番人気10%、10番人気以下0%。

馬齢別複勝回数4歳11回5歳9回6歳4回7歳4回8歳以上2回。

血統としてはステイゴールドハーツクライ

ゴールドシップオルフェーヴルの影響で父ステイゴールド×母父メジロマックイーンが多くなっています。

日経賞(中山芝2,500m)の傾向

先行差しが基本で他は厳しい傾向にあります。

馬体重は460~520kgまで幅広く、その他は消しでいいかなと。

480>500>460>520kg。

複勝率1番人気23.3%、2~5番人気37.5%、6~9番人気20%、10番人気以下6%。

馬齢別複勝回数4歳11回5歳7回6歳6回7歳5回8歳以上1回。

血統としてはステイゴールド。次点ハーツクライキングカメハメハディープインパクト

その次にネオユニヴァースシンボリクリスエスキングヘイローニューイングランド、オペラハウス、ハービンジャーゼンノロブロイスクリーンヒーローが続きます。

母父ダンシングブレーヴに注目。

ステイヤーズステークス(中山芝3,600m)の傾向

中山芝3,600mはこのレースだけです。

枠番に優位性はありませんが、先行力が必要で残り1,000mから速いラップになります。

先行差しが基本で、他は厳しい傾向にあります。

基本となる馬体重は440~480kgで、その他は厳しいです。

複勝率1番人気30%、2~5番人気50%、6~9番人気30%、10番人気以下10%。

勝ち馬の馬齢はバラバラです。

馬齢別複勝回数3歳4回4歳8回5歳6回6歳5回7歳1回8歳6回。

勝ってる馬が偏ってるので参考にならないかもしれないが、血統としてはネオユニヴァース

次点エルコンドルパサーチーフベアハートアドマイヤドンディープインパクトダンスインザダーク

母父トニービンに注目。

ダイヤモンドステークス(東京芝3,400m)の傾向

東京芝3,400mはこのレースだけです。

勝ちきるのは差し馬で、逃げ馬は厳しい傾向にあります。

馬体重は480kg前後が一番勝ちやすい模様。

馬齢複勝回数4歳12回5歳5回6歳6回7歳4回8歳3回と、4歳が圧倒的。

血統としてはハーツクライキングカメハメハステイゴールドあたり。

その他

他の長距離レースは菊花賞(京都芝3,000m)、万葉S(京都芝3,000m)の2本で、万葉Sはスローペース、菊花賞は速いペースになりやすいです。

コーナーが6つあるため内枠ロスなく回れる基本はあります。

この2本はスタートすぐにコーナーがあるため、内枠が有利。

馬別好評

1キタサンブラック

今年2戦目。今回が叩き2戦目となる。

去年の菊花賞を勝ち切った長距離適性のある馬。

京都の3,000mであそこから内を突く末脚があるのは強力。

大阪杯では逃げ馬不在の中で自然にハナをとる展開に。

スタートに安心感があり、今回も先行するのではないだろうか。

ローテーションも天皇賞(春)を意識したもの。

自在に反応できるGⅠ馬なので、かなり有力だと思われる。

520kg以上の大型馬なのが少し心配。

ただ、大阪杯に使ったのは長距離向けのこの馬を疲れ過ぎさせないためともとれる。

休み明けで追いすぎることなくハナに立ってレースを引っ張れたのはプラス材料。

2トゥインクル

今年3戦目。

ローテーション的にも

オクトーバS東京芝2,400mでゴールドアクターの3着(+0.6)、

比叡S京都芝2,400mでアルバート、サムソンズプライド2着(+0.4)、

ステイヤーS中山芝3,600mでアルバート、カムフィーの3着(+0.9)、

万葉S京都芝3,000mで5着(+0.4)。

前走ダイヤモンドS東京芝3,400mでタンタアレグリア、ファタモルガーナ、フェイムゲームマイネルメダリストを負かしての1着(-0.7)。

ステイヤーとして一番安定しており、コンスタントに長距離路線を走っていて、結果も残しているので評価も高くなる。

長距離において信頼のステイゴールド産駒。

3カレンミロティック

今年2戦目。今回が叩き2戦目となる。

このメンバーの中ではっきり逃げが打てる馬。

ただ、長距離では逃げは勝ちにくいのでどういう作戦で行くか。

去年の天皇賞(春)では人気馬が崩れる中でのゴールドシップフェイムゲームの3着。

4トーセンレーヴ

今年2戦目。

昨年末オープン戦で好走し、中1週間で有馬記念(GⅠ)に挑んだものの、流石に相手が揃いすぎていた。

京都記念(GⅡ)に挑んだものの、あの重馬場を走れる馬はそうそういないかと思う。

今回がキャリア最長距離ということで距離適性に心配は残る。

2,400mで好走経験こそあるものの、8歳が飛躍できるかと問われたら微妙なところ。

今回のレースはチャレンジの位置づけなのではないだろうかと読んでいる。

5フェイムゲーム

3ヶ月半の休養明けからダイヤモンドS(GⅢ)を使って今年2戦目。

豪州遠征から戻り、休養を挟んだものの、2015年天皇賞(春)ゴールドシップに追いすがった末脚は6歳になった今年も健在。

長距離という特集なレースだからこそ輝ける馬。

ダイヤモンドSの際にはトゥインクルに少し離されての2着(+0.7)だったが、今回はどうか。

ただ、ダイヤモンドSトゥインクルは54kg、フェイムゲームは58.5kgを背負ってのレース。

斤量的には4.5馬身開いてもおかしくないし、実際着差は4馬身。

長距離でも活躍しているハーツクライ産駒。

6アドマイヤデウス

今年3戦目。京都記念の重馬場を差しきった脚はさすがの重賞馬。

去年は日経新春杯2400m1着→日経賞2500m1着→天皇賞(春)15着だったが、今年は京都記念2200m3着→阪神大賞典3000m3着から。

7ファタモルガーナ

今年2戦目。

ダイヤモンドSで大斜行したのと8歳なのと斤量が今までよりも増えるの心配。

長距離レースに使って、近4走では馬券に絡む活躍なので距離適性は十分。

大穴で複勝を買うなら(?)。

正直このGⅠに関してはチャレンジレースかなという部分がある。

8シュヴァルグラン

今年3戦目。

去年の秋から冬に順調に昇級し、今年に入って日経新春杯(GⅡ)をレーヴミストラルの2着、阪神大賞典(GⅡ)を2馬身差(-0.4秒)制して初めてのGⅠチャレンジ。

阪神大賞典(GⅡ)を差しきってゴールしたことから距離適性は問題ないと思われる。

ただ、斤量が55kgだったこともあるのかもしれない。

初めて背負う58kgでどこまで追いすがっていけるのかをチェックしたい。

まだ4歳で成長や上積みもあるだろうし、上り調子の馬に賭けるのは定跡。

9トーホウジャッカル

7ヶ月の休養からの阪神大賞典(GⅡ)を叩いての今回。

ローテーション的にはここを目指してという形になるだろうか。

菊花賞を制しているので距離適性は大丈夫そう。

しかし、人気馬が崩れる中での1着。

その後伸びたサウンズオブアースとは少し様子がことなりそう。

前走初めて酒井騎手でなくMデムーロ騎手が乗っての7着。

休み明けということもあるだろうが、信頼は置きづらい。

10アルバート

今年2戦目。今回が叩き2戦目となる。

前走3ヶ月の休み明けからの日経賞で、ゴールドアクターサウンズオブアースマリアライトの4着。上がりも3着とまずまず。

昨年は比叡Sで1着、この時にトゥインクルを下している。

これまた昨年のステイヤーズSで1着、この時にもトゥインクルを下している。

有馬記念はこの馬にとっては距離少し短かったのと、出走間隔が短い中で相手も揃っていたので、気にしすぎる必要はないかなと。上がりも実は4番目。追えてはいる。

天下の堀厩舎。

5歳になってのステイヤーとして真価が問われるレースになるか。

11タンタアレグリア

今年3戦目。

昨年菊花賞キタサンブラックリアルスティールリアファルに続く4着(+0.3)、

今年に入りダイヤモンドSトゥインクルフェイムゲーム、ファタモルガーナに続く4着(+0.3)、

そして前走阪神大賞典シュヴァルグランの2着(+0.4)と、長距離を走り切る実力があるのは確か。

このところずっと蛯名騎手が乗っているのもプラス要素。

こちらも長距離戦線で上り調子の4歳。

しかし、キタサンブラックシュヴァルグラントゥインクルに直接戦って負けているので、そこは考慮せねばならず、少しだけマイナス材料になる。

12ヤマニンボワラクテ

前走から中3週でのGⅠチャレンジ。

長距離に使ってきてるわけでもないし、乗せてきてる騎手も若手であるし、プラス材料が見つかりにくい。

チャレンジのなかでもチャレンジレースになるかと思うので馬券にはできそうにない。

13マイネルメダリスト

AJCCこそ12着だったものの、ステイヤーズSダイヤモンドS阪神大賞典の3,000m以上では掲示板を外していない安定した走り。

昨年11月から1ヶ月に1度コンスタントにレースに出走させているので疲れは心配。

8歳であることは少し心配だが、安心の長距離で活躍しかつ古馬になっても強いステイゴールド産駒。

チャレンジレースではあるが、距離適性は十分。

14サトノノブレス

今年3戦目。

前走中日新聞杯中京芝2,000mではGⅢのハンデ戦らしく人気が割れる戦いになった。

他の人気馬が崩れるなか、5番手6番手外目の好位から抜け出し、一番重い58kgを背負うなか人気に答えての1着。

菊花賞で2着ではあったものの、不良馬場で他馬が崩れるなかでの競馬。

その後の阪神大賞典天皇賞で良い成績は出せていない。

その点を勘案すると長めの適性はあるものの、若干の不安は残る。

510kg以上の大型馬なのが少し心配。

15サウンズオブアース

今年2戦目。今回が叩き2戦目となる。

生まれた年が悪かった永遠の2着馬。

京都新聞杯ハギノハイブリッドの2着。

神戸新聞杯ワンアンドオンリーの2着。

菊花賞トーホウジャッカルの2着。

京都大賞典ラブリーデイの2着。

有馬記念日経賞ゴールドアクターの2着。

実力はあるし、菊花賞2着なので距離適性も大丈夫。

客室も自在と言った感じで、先行しても後ろからでも大丈夫。

はっきりとした末脚も効くし、本当に勝ち切れない競馬が続く。

初重賞タイトルなるか。

鞍上藤岡騎手という話があるのも心配なところ。

Mデムーロ騎手なら安心して連対を想定できるが、フィエロの件もあるので少し心配は残る。

16ファントムライト

今までのレースでは安定して馬券に絡む活躍をしてきているが、長距離に使っていないので距離適性がわからない。

このレースを目指してきたという感じでもなく、馬券を買う根拠が無い。

17ゴールドアクター

今年2戦目。今回が叩き2戦目となる。

昨年才能が開花した2015年無敗の有馬記念馬。

5連勝で天皇賞(春)に挑んでくる。

長距離適性があり、58kgの斤量も日経賞で体験済。

この1年走ってない距離だが、長距離でも末脚がキレること、先行できること、菊花賞で3着だったことを勘案すると有力な候補

はっきり先行できるのもプラス評価のポイント。

血統も有名ではないのにすごい。

18レーヴミストラル

去年の11月からコンスタントに使ってきて、今回は少し感覚を明けてのレース。

前走京都記念では人気を集めるも、京都のものすごい重馬場にのめり、全くレースにならなかった。

今回は晴れなので心配はないか。

初めての長距離に挑むことになるが、長め向きでしっかり後ろから差せる。

川田で差せるならなおさら脚は持っているかと思われる。

上がり勝負も大丈夫。

今回も後ろからの競馬になるか。

パラメータ別講評

枠番

スタートから最初のコーナーまで距離がある上に、長距離レース。

他のレースから比べると差がつきにくいかと思うので、今回はあまり考えないことに。

年齢

上積みもあるだろうしできるだけ若い馬を買いたい。

7歳(16ファントムライト)と8歳(3カレンミロティック、4トーセンレーヴ、7ファタモルガーナ、13マイネルメダリスト)の評価を少し下げます。

脚質

逃げが予想される馬(3カレンミロティック)の評価を少し下げます。

血統

ステイゴールド産駒(2トゥインクル、13マイネルメダリスト)

ハーツクライ産駒(3カレンミロティック、5フェイムゲーム、8シュヴァルグラン)

キングカメハメハ産駒(12ヤマニンボワラクテ、18レーヴミストラル)

の評価を少し上げます。

馬体重

大型馬(1キタサンブラック前走524kg、14サトノノブレス前走516kg)の評価を少し下げます。

ローテーション

阪神大賞典日経賞産経大阪杯ステップアップレース、またまたダイヤモンドSに使っていない馬(4トーセンレーヴ、12ヤマニンボワラクテ、14サトノノブレス、16ファントムライト、18レーヴミストラル)の評価を下げます。

調教

調教がイマイチの馬(7ファタモルガーナ、13マイネルメダリスト)の評価を少し下げます。

再講評

1キタサンブラック

大型馬であることだけが心配。距離適性もローテーションも十分。

2トゥインクル

斤量だけが心配。距離適性もローテーションも十分。

3カレンミロティック

今回は逃げ馬ということもあるし消しで。

4トーセンレーヴ

チャレンジレースということで消しで。

5フェイムゲーム

鞍上がテン乗りなのが心配。距離適性は一番。去年のリベンジ。末脚炸裂するか。

6アドマイヤデウス

相手が揃いすぎてるので±0評価で。

7ファタモルガーナ

8歳になったし、このメンバーだと勝ちきるのは難しいか。

8シュヴァルグラン

GⅠ初挑戦だが、末脚炸裂するか。

9トーホウジャッカル

距離適性はあるが、前走休み明けとは言え、負けレース。紐まで。

10アルバート

このレースがステイヤーとしての才能を見極めることになりそう。思い切った乗り方ができるかどうか。現状だと紐評価。

11タンタアレグリア

上り調子なので馬券に絡む可能性はなきにしもあらず。

12ヤマニンボワラクテ

ちょっとチャレンジレースか。消し。

13マイネルメダリスト

大穴狙いならこいつになるか。掲示板まで。

14サトノノブレス

ローテーションからここを勝ちに来てるとは思えなくて消し。

15サウンズオブアース

鞍上乗り替わりが心配。ポテンシャルは一番あるので連対してもおかしくない。

16ファントムライト

ローテーションからここは見送りか。消し。

17ゴールドアクター

距離が合うかどうかだけ。休み明けも勝ちきってるし、斤量も大丈夫。

18レーヴミストラル

長距離に不安は残る。相手も揃ってるし、思い切って消し。

評価印

1キタサンブラック≧5フェイムゲーム>2トゥインクル=8シュヴァルグラン=17ゴールドアクター>15サウンズオブアース>11タンタアレグリア

といった感じです。

総括

軸は長距離を経験しているGⅠ馬、1キタサンブラックになるかと思います。

内枠で難なく先行してラチ沿いをロスなく回って行けそうなのもあります。

長距離適性を考えると5フェイムゲームがまず対抗に挙げられ、時点、長距離適性は十分なものの斤量が心配な2トゥインクル、斤量が心配で現状重賞1勝の8シュヴァルグラン、長距離適性はわからないが斤量の心配のない17ゴールドアクターとなるかと思います。

ということで思い切って印を打つと、

◎1キタサンブラック

◯5フェイムゲーム

▲17ゴールドアクター

△8シュヴァルグラン

△2トゥインクル

×15サウンズオブアース

☆11タンタアレグリア

という感じで。